”月9ドラマ”ということばは、もうすでに何十年も使われている。しかし、トレンディドラマというとどうだろう?
すでに脳内でW浅野やカンチ、ロンバケなどのキーワードや映像が出てくる世代には懐かしい記事となるに違いない。
もちろん、若い世代にも昔のドラマは知ってほしい。ほんとうに華やかで強烈だったのだから。
今回は、1988年〜少し長めにとって2000年までのフジテレビ月9ドラマの中から、最高視聴率順トップ10を紹介してみたい。
※最高視聴率が不明の場合は、平均視聴率を記載。それでも不明なものには@を記載。
※参考データ:年代流行、ウィキペディア。
フジテレビ月9トレンディドラマ 1988-2000年 歴代視聴率トップ10
第1位 ひとつ屋根の下
作品情報
◆視聴率:37.8%
◆主題歌:チューリップ「サボテンの花」
◆放送:1993年4月12日ー6月28日
◆出演:江口洋介 福山雅治 酒井法子 いしだ壱成 大路恵美 山本耕史
◆あらすじ:かつて実業団のマラソン選手だったが、膝の故障で引退した主人公・柏木達也(江口洋介)は、自身の婚約を報告するために、7年前の両親の交通事故以来生き別れになった兄弟達を訪ね歩く。
第2位 HERO
作品情報
◆視聴率:36.8%
◆主題歌:服部隆之「HERO~メインテーマ 」
◆放送:2001年1月8日ー3月19日
◆出演:木村拓哉 小日向文世 八嶋智人 田中要次 正名僕蔵 角野卓造
◆あらすじ:第1期は木村拓哉演じる型破りで正義感の強い一見チャラ男の検察官と、松たか子演じる一見生真面目だがどこかとぼけたところのある検察事務官のコンビの捜査活動を、同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描かれた。
第3位 101回目のプロポーズ
作品情報
◆視聴率:36.7%
◆主題歌:CHAGE&ASKA「SAY YES」
◆放送:1991年7月1日ー9月16日
◆出演:浅野温子 江口洋介 田中律子 長谷川初範 武田鉄矢
◆概要:当初は「月9の恋愛ドラマに武田鉄矢が?」との否定的な見方が多く、本人も「なんで浅野さんに俺みたいな縄文土器のような男をぶつけるのかと思った」と製作発表の際に語っているが、一途に爆走する「恋愛ターミネーター」ぶりに視聴者の関心は徐々に高まり、平均視聴率は23.6%、最終回では36.7%という視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
第4位 ロングバケーション
作品情報
◆視聴率:36.7%
◆主題歌:久保田利伸 withNaomi Campbell「LA・LA・LA LOVE SONG」
◆放送:1996年4月15日ー6月24日
◆出演:木村拓哉 山口智子 竹野内豊 稲森いずみ 松たか子 りょう 豊原功補 森本レオ
◆概要:「月曜日はOLが街から消える」と週刊誌などで言われ、このドラマの影響でピアノを習い始める男性が増えるなど「ロンバケ現象」なる社会現象を巻き起こした作品。SMAPの木村拓哉は、本作で連続ドラマ初主演を務め、国民的人気を得ていくきっかけとなった。竹野内豊や松たか子、稲森いずみ、広末涼子といったのちに連続ドラマ主演級となった俳優・女優が多数共演し、豪華な顔ぶれとなっている。
個人的な心のベスト1がこのドラマ。
キムタクが主役っていうか、山口智子のカッコよさ&キュートさに世の中の女性が圧倒された作品だったんじゃないかと。
配役がまたすごくよく。こんなキャラ今はみんなやってくれないだろうな。もし見てなかったら絶対必見なり!
第5位 やまとなでしこ
作品情報
◆視聴率:34.2%
◆主題歌:MISIA 「Everything」
◆放送:2000年10月9日ー12月18日
◆出演:松嶋菜々子 堤真一 矢田亜希子 筧利夫 須藤理彩 押尾学
◆概要:素敵な王子様を見つければ、幸せなお姫様になれると信じる客室乗務員の女性と彼女に振り回される貧乏な男性を通して、男と女の出会いの不思議を描くロマンスコメディ。コメディの基本である「本質の取り違え」を押さえながら夢を見ずにいられない女性の孤独を演じた松嶋菜々子の代表作となった。
ウィキペディアいわく、コメディドラマとしては、1977年9月26日以降では史上2番目の記録であるのだとか。
というかやはりうちらの世代だと松嶋菜々子の代表作というと、このドラマだなあと。ミタもあったけど、やっぱりこっち。切なくて面白かったですわ。
第6位 ひとつ屋根の下 パートⅡ
作品情報
◆視聴率:34.1%
◆主題歌:チューリップ「サボテンの花」
◆放送:1997年4月14日-6月30日
◆出演:江口洋介 福山雅治 酒井法子 いしだ壱成 大路恵美 山本耕史
◆概要:主人公のセリフ「そこに愛はあるのかい?」は流行語ともなった。また、トレンディドラマの象徴的枠であった月9でホームドラマが記録的ヒットとなったことはドラマ界全体にも影響を与え、ホームドラマブームが一時復活するきっかけとなった。
第7位 ラブジェネレーション
作品情報
◆視聴率:32.5%
◆主題歌:大滝詠一「幸せな結末」
◆放送:1997年10月13日ー12月22日
◆出演:木村拓哉 松たか子 内野聖陽 純名里沙 藤原紀香 森口瑤子 平田満
◆概要:SMAPの木村拓哉と松たか子が「ロングバケーション」以来の共演で話題となった連続ドラマ。松たか子は本作で月9初ヒロインを務めた。
キムタクと松たか子のコンビって相性いいんですかね。
今となってはHEROの印象の方が強いんですが、その前に何度も共演してたんですね。そういえば。
第8位 東京ラブストーリー
作品情報
◆視聴率:32.3%
◆主題歌:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
◆放送:1991年1月7日ー3月18日
◆出演:鈴木保奈美 織田裕二 江口洋介 有森也実 千堂あきほ 西岡徳馬
◆概要:バブル景気の世相を反映して、若い女性に支持された。タイトルバックは、大都会を象徴するような場所(駅、交差点など)で、出演者が人ごみの中で様々な日常生活を営む光景を切り取ったもので、MTVのプロモーションビデオを意識した映像センスは当時としては斬新なものであった。
きましたねー、カンチ。
もう子供ながらにカンチとリカ、二人の主役が嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。優柔不断男に図々しいバカ女、とか言ったら怒られますかねw
とはいえ、嫌いすぎてインパクトがあったのか記憶から離れないんですよ。主題歌は最高に好きです。
第9位 素顔のままで
作品情報
◆視聴率:31.9%
◆主題歌:米米CLUB「君がいるだけで」
◆放送:1992年4月13日ー6月29日
◆出演:安田成美 中森明菜
◆概要:マンションで一人暮らしをする図書館司書の優美子。ある日、神戸に住む医者の父から見合を勧められる。その見合いの当日、ミュージカルスターを目指すカンナと出会う。性格も育ちも正反対な優美子とカンナだが、ひょんなことから同居生活を始める。
歌姫明菜のファンとしては演技はあまり見たくなかったですね。下手とかそういうんじゃなくて、友近がモノマネするように歌ってる・歌っていないの明菜のギャップがありすぎて。
というか、篠原涼子がちょい役で出てるんですけど・・・。レッスン生役だそうな。見てみたいかも。
第9位 あすなろ白書
作品情報
◆視聴率:31.9%
◆主題歌:藤井フミヤ「TRUE LOVE」
◆放送:1993年10月11日ー12月20日
◆出演:石田ひかり 筒井道隆 木村拓哉 鈴木杏樹 西島秀俊
◆概要:女子大生・なるみを中心にした男女5人を描いた作品。なるみと保の結ばれては離れる恋愛模様を縦糸に、2人を取り巻く恋や友情が横糸として絡まり合い、『あすなろ会』というサークルを通じ、恋愛と友情の狭間で、20歳の日々の苦悩や喜び、時間の経過の重さや大切さ等の、若さの証の全てを描いた青春群像劇。
全10作品、いかがでしたでしょうか。みましたか?忘れましたか?まだみてないですか?
ちなみに個人的にトレンディドラマのど真ん中といえば、W浅野の”抱きしめたい”なのですが、平均視聴率は18.5%でした。
まあ一概に視聴率がいいから面白いとも言えないかもしれませんが、、、、いや、やっぱり面白いから数字がいいんですかね。
FOD(フジテレビオンデマンド)で、懐かしのドラマも配信しているので、気になる方は探してみてはいかがでしょうか。今なら初回無料らしいです。
上記の情報は2019年3月現在に取得した情報の為、配信期限を過ぎている場合がありますのでお気をつけください。